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2017年5月30日 (火)

うちの子記念日 ロングバージョン


以前から このブログを訪問していただいている方には、今更のお話なのですが、

一昨日の記事が簡単すぎたので、
吉右衛門との縁を結んでくださった 山梨県わんわんルームの皆様及び、
預かりボラをなさっていた“めいさん”へのお礼を込めて、
あらためて
吉右衛門との出会いから現在までを振り返りたいと思います。

あ、長いですよ。お忙しい方は、すっ飛ばして、写真だけでも(ほとんど既出ですが)眺めてやってください。

なお、出会いの日については、4年前のことなので、記憶が曖昧な上、
村田の妄想が混じってしまっているため、正確さを欠いていることをご了承ください。

(=^ェ^=)(=^ェ^=)(=^ェ^=)

それは、2013年5月、第80回日本ダービーの開催日、
ファンの方々が東京競馬場もしくは場外馬券場またはテレビやパソコンの前で盛り上がる中、
私は、犬の譲渡会が開かれるという「みさか桃源郷公園」へ向かいました。

過去に飼った犬のことや、突然、犬が欲しくなったわけなどを語り始めると、文庫本一冊分ぐらいになってしまうので省きますが、

とにかく、当時の私は、保護犬の存在を知ったばかりで、見学のつもりで、譲渡会場へ行ったのです。
方向音痴の私は、カーナビの案内に従って、~(中略)~なぜか公園が崖下に見え~(以下略)

譲渡会場には、十頭ぐらいの犬が、それぞれ木陰につながれていました。
ミニチュアダックスっぽいのや、スピッツっぽいの、柴犬――成犬がほとんどで、その時は、子犬はいなかったように記憶しています。


譲渡には厳しい条件があることも、ある程度は調べてありましたし、
うちには3号がいたので、そう簡単に犬を譲っていただけるとは思っていませんでした。
だから、半分はひやかしで、ボランティアさんに声をかけてみました。

「猫と暮らせる犬、いますか?」

すると、一組のボランティアさん(多分ご夫婦)が、段ボール箱を抱えてやってきて、
「今ならもれなく子猫がついてきますよ」
というお返事。
「え?」

私は、猫と暮らせる犬を飼いたいのであって、猫をもらいにきたのではありません。
猫はすでにいます。
私が言い間違えたのか、または聞き間違えたのでしょうか。

「あの、うちには猫いるので、その子と暮らせる犬を――」
「なら、もう1匹、猫、いかがです?」
「???」

(なんで犬の譲渡会にきて猫を勧められるの?)
私の混乱をよそに、ボランティアさんたちが話し合いを始めます。
「あの子なら、猫ともフレンドリーかもしれないわね」
リーダーさんらしき方の視線の先には、かわいい柴犬がいました。
5歳ぐらいのメスとのこと。
その柴犬は、丸まったしっぽをぶんぶん振って、お子様連れのご家族にじゃれついていました。
(可愛いなー。あの子が来てくれたら……)
その柴の女の子に、とても心が惹かれました。

「あと、ダイちゃんはどうかしら? 散歩の時に猫を見ても無視しているから、大丈夫じゃない?」
そんな声が聞こえ、私はそちらの会話に交じることにしました。

ダイは、推定年齢7歳のオスで、
今日の譲渡会に参加予定だけれど、預かりボランティアさんの都合で、少し到着が遅れるとのことでした。

「7歳ぐらい……。一緒に暮らせる時間が短いのはちょっと……」
実家にいた時を含めて、計5頭の犬と暮らし、つらい別れを経験しているので、
できるだけ長く一緒にいたいという気持ちは否めません。

(あの柴の女の子がいいって、言っちゃおうかな)
いや、そもそも今日は見学のつもりだったし、
などと思いながら、繋がれている犬たちの頭をなでていると、

「ダイちゃんが来た」
という声が――。

振り返った瞬間から、私の目はその犬に釘付けになってしまいました。
リードを持っている少年と、そのお母様が、かねてからの知人であることにも気づかず――。

柴犬とも秋田犬ともつかない、微妙な顔。
いまひとつ、巻き方にしまりのないしっぽ。
折れた右耳、
八の字眉毛、
ぼへ~っとした眼差し。

(何て素敵な……lovely

そうです。私はその推定年齢7歳のダイに、一目惚れしてしまったのです。

Photo

 
一緒にいられる時間が短い……ということが引っかかり、
しばし逡巡しました。
でも、どうしてもこの犬と暮らしたいという気持ちが勝り、とりあえず、トライアルをお願いしました。
ダイの預かりボランティアさんが知り合いだったこともあったのでしょう、話はとんとん拍子に進みます。

「なら、猫も一緒にいかがです?」
先ほどのご夫婦のボランティアさんに声をかけられました。
わけを聞くと、近所の物置で野良猫が出産したので、離乳を待って保護したとのこと。
母猫と他の子猫はまだ捕まらないとのことです。

中をのぞくと、三毛の子猫が不安げにこちらを見上げています。

(だめだ……可愛すぎる)

保護犬の譲渡会で、猫と暮らせる犬がいるか――と、訊いてくる里親希望者は、いったい何人いるのか。
犬の譲渡会に参加する猫がいったい何匹いるのか。
猫と暮らせる保護犬が何匹いるのか。その犬の預かりさんが、希望者の知り合いである確率は何パーセントなのか。


「天啓かもしれない」
 

その場で、家に電話しました。
「犬、お試しで、連れて帰るけどいいかな?……それと、子猫がおまけについてくるんだけど……」
『いいよ。1匹も2匹も変わらないわよ』
半世紀以上の猫飼い歴を持つ“おばあちゃん”は快諾。


要約すると↓ (既出の絵ですみません)
 
Photo_2
 

譲渡会場で撮っていただいた写真↓
 
Photo_3

うちにつれて帰ると、3号は、最初の5分ほど目を丸くしていましたが、
犬に怯える様子もなく、
また、大人しいダイは、先住猫を格上と認めたようでした。
Photo_4

その日、ダービーで勝ったのは、「キズナ」
何だか、嘘のような本当の話。


犬の名前の候補はいくつかあり、ダイのままという案もありましたが、
“パパさん”が、「うちの家族になったんだから、新しい名前をつけたい」とのこと。
まだトライアル中だったのですけどね。coldsweats01

で、最有力候補は「おつ」。「おっさん」と呼びたいと――。

でも、子猫のためのケージを買いにいく途中で、“パパさん”の中で急に何かが閃いたらしく、
「吉右衛門にしよう。額の模様が歌舞伎役者みたいだから」
“おばあちゃん”が中村吉右衛門のファンであることを知っていての所業でしょうか。
「呼び捨てにできないじゃない」
と、“おばあちゃん”。
“おばあちゃん”は、今も吉右衛門を「きっちゃん」と呼びます。

トライアルが終了し、正式に譲渡していただく際にうかがった話によると、
吉右衛門は、愛護センターに飼い主によって持ち込まれた犬だそうです。

飼い主持ち込みの場合は、殺処分されることが多いそうですが、(この辺、記憶が曖昧なので、鵜呑みにしないでください)
健康で、人なつこく、大人しい犬なので、きっと里親が見つかるだろうと、保護ボラさんが引き出したとか。

愛されて育ったように思われるので、
もとの飼い主さんに、どうにもならない事情が起きて、泣く泣くセンターに持ち込んだのでは、と 思います。というか思いたいです。

吉右衛門も、多分、もとの飼い主さんが迎えに来るのを待っていたのだと思います。
散歩に連れ出すと、どこまでもどこまでも歩いて行こうとしました。
引っぱりはせず、私の歩調に合わせてくれましたが、
戻ろうとすると、切なげに遠くを見ます。

 
「もとの家に帰りたい?」
『そりゃあ、もちろん』
そんな声が聞こえてきそうでした。


一方、おまけ子猫をモミジと名づけたのも“パパさん”です。
色合いが、花札のモミジみたいだからだそうです。

 
 
モミジは、とても恐がりで、ケージから出しても、すぐに隅っこにかくれてまいます。
Photo_5


3号のストレスが心配だったので、最初は、吉右衛門を“おばあちゃん”の部屋の前のテラスに係留しておいたのですが、吉右衛門は寂しがり屋で、人の気配が遠ざかると「ヒンヒンヒンヒン」と情けない声で泣きました。
なので、玄関へつなぎ、やがて居間で暮らすようになりました。

破壊大魔王に変身したモミジは、3号と遊びたがりましたが、3号は子猫のパワーに押され気味。
「ならば、あっしが遊んであげやしょう」という吉右衛門に対し、モミジは引き気味。
吉右衛門は、3号がやってくれば、道を譲り――という、変則的三角関係ができあがりました。


吉右衛門と散歩していると、
「何歳で。へえいい歳ずら」「顔が白いし、12歳ぐれえけ?」
と、ベテラン犬飼いさんからよく声をかけられました。

獣医さんは、「確かに歯を見ると一桁な感じだけど……」
と、言葉を濁しました。
もしかすると、7歳以上だったのかもしれません。

でも、年齢なんてどうでもよくなっていました。
あの日、あの場所で、出会い、モミジとともに我が家の一員になる運命の犬だったのですから。

あ、吉右衛門の誕生日ですが、なぜうちの子記念日と同じなのかというとですね。
登録のために市役所へ行くと、誕生日を書く欄があり、保護犬なのでわからない旨を伝えると、
「適当に設定してください」とのこと。

もうダービーの日にするしかないでしょ?

私が記事をアップする前からお祝いメッセージをくださった方々、
ありがとうございます~m(_ _)m

話を戻します。

Photo_6

わんわんルームのボランティアさんに撮っていただきました↑
エビィちゃん、里親さんが見つかったと聞いたけど、今頃、どうしてるかなあ。

ちなみに、この日に勝ったのは、ワンアンドオンリー。

Photo_7

この年に勝ったのはドゥラメンテ?
バタバタしていて、ブログをお休みしていた時期でした。

悲しいことや辛いことや、悔しいこともあったけど、
犬猫から癒やしパワーをもらって、何とか乗りきり、
ささやかな幸せを実感できるようになったのですが――。

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親身になって相談に乗ってくださった方が被災し、weep

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3号のいない寂しさを埋めてくれたのは、他ならぬ吉右衛門でした。
その頃の吉右衛門は、
足元がおぼつかなくなって、トイレには支えが必要になっていました。

きっと歳のせいだろう、保護時の推定年齢は7歳だったけど、実際はもっと年寄りだったからに違いないと思っていたけれど――。
 

Photo_14


「この2、3日がヤマです。入院という選択肢もありますが、お家につれて帰って、一緒にいてあげる方が……」
と、獣医さんに言われました。

その後のことは、最近の記事に載せたので、省きます。

昨日は、2週間に一度の診察日だったのですが、
体重は7、4キロ。前回よりも200グラム増。\(^_^)/

ご飯も、まあまあ食べて、排泄も順調。

脳腫瘍ではなく、脳梗塞だったのかもしれません。
全身麻酔は体の負担になるので、詳しい検査はしていません。
お医者さんも、年齢がわからないので、診断や治療方針を立てるのが難しいとおっしゃっていました。


とにかく、4回目のうちの子記念日&お誕生日が迎えられてよかった。

一昨日はレイデオロが勝ったとか。
黄金の王という意味だそうですね。

我の王様は……↓
Photo_15



さいごまで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

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コメント

ぼへ~っと吉右衛門heart

この言葉の暖かい響きにひかれて

我が家でも使わせていただいています。

愛情の感じられる言葉ですよね。

モミジも最初は猫をかぶっていたのね。

吉右衛門と相性が良くて本当に良い家族ですねcatdog

もんが様

「ぼへ~っと」が定着しつつありますかhappy01
そうなんです。悪口ではなく、のんびりしたかわいらしさを表したくて。

モミジは最初、「借りてきた猫」でした。
我が家に慣れるにつれて、かぶっていた猫を1枚脱ぎ、二枚脱ぎ……。
成猫になった今は落ち着いていますが、3号のあとを継いだのか「女王」の片鱗がcoldsweats01

吉右衛門さんと紅葉さんは村田さんと出会う運命だったのですね(*^_^*)
ん?反対かな?
村田さんが吉右衛門さんと紅葉さんに。。。。
どっちでもいいや(笑)
ってか、両方ですね!

私が村田さんを知ったのはTwitterでした。
いいねしてくださる3号さん。
でもあるときから見かけなくなって。。。。
いろいろ大変だったのですね。

吉右衛門さんと一緒に復活ありがとうございます。
楽しい漫画?に癒されてます(*^_^*)
ブログは細かく様子がわかるからチェック必須です。
楽しませてもらってます♫

遅くなりましたが(^_^;)
吉右衛門さん、お誕生日おめでとうございました。
これからも元気で楽しくね♡
紅葉ちゃんもよろしくね(*^_^*)

のゆち様

うわわ~こちらにも来ていただけるとは!
もしや、リンクを貼る練習に使ったツイートをたどってくださった!?
びっくりです。ありがとうございます!

私、パソコン音痴、ネット音痴で、スマホデビューも大変遅く、
Twitterは、世の中のことを知るためと、およその犬さん猫さんを眺めるために、ちょこっとのつもりで始めました。
やがて#秘密結社老犬倶楽部のハッシュタグを知り、
吉右衛門と同じような犬がたくさんいて、
勉強になりましたし、情報もいただけましたし、励ましにもなりました。
本当にありがたいです。
いやなんか、プロフィールには怪しいものではありません、とか書いておいて、じゅうぶん怪しかったですね、すみません。

ブログの内容はTwitterとほとんど同じですが、
こちらは吉右衛門を保護してくださったボランティアさんへの報告も兼ねて、多少詳しく書いております。
よかったらまた来てくださいませ。

ご訪問およびコメント、ありがとうございました!

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